肌に何も与えない「肌断食」はやってはいけない美容法?
スキンケアは洗顔のみ、と洗顔後に化粧品を一切つけずにスキンケアを休む「肌断食」を耳にして、これを試してはいませんか?
肌断食とはそもそも肌トラブルのある患者さんに向けて、トラブルが解消するまでの間化粧品をやめるようにと、皮膚科医の先生が勧めたというのが始まりです。
肌には個人差があり、使っている化粧品のせいでトラブルが出ている可能性がある場合には、その化粧品を使うのをやめて様子を見るというのは理にかなっていますが、はたして肌状態のいい方にとっては有効なのでしょうか?
肌断食にメリットなし!
肌の健康を維持するためには適度な水分と油分が必要で、スキンケアコスメはそれをサポートするためのもの。
肌の調子がいいということは今のスキンケアが合っていると実証されたに等しいので、わざわざそれをストップするメリットはないと考えられています。
むしろ、定期的に届けられていた水分と油分がシャットアウトされるデメリットのほうが大きいといえるでしょう。
それでも肌断食のようなスペシャルケアを定期的にしたいというなら、「クレンジング断食」をおすすめします。
クレンジング断食で美肌はつくれる
クレンジング剤でのメイク落としは、不要な皮脂だけではなく肌を守るために必要な皮脂や細胞間脂質までも一緒に落としてしまうため、乾燥を助長してしまうことがあります。
なので、肌の乾燥を過度に感じるようなら、洗顔だけで落とせるコスメに切り替えて、クレンジング剤を使わない日をつくってみましょう。
肌の負担が減り、肌の調子が良くなるはずですよ。
最近では、ファンデーションや下地でもクレンジングいらずのアイテムが豊富に出ています。
ただ、クレンジング断食中もUVケアは忘れずに行ってくださいね。
洗顔で落ちるタイプの日焼け止めで紫外線をしっかりカットし、紫外線から肌を守るようにしてください。
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